増田 裕樹
都市の礎
-現代の里山による南山地区再編計画-
TOP13/TD賞/KD審査員賞/JIA/レモン
PHOTO
PANEL
Archiprix
稲城市南山地区は多摩ニュータウン計画から逃れた事で谷戸農村時代からの濃密な里山風景を残す。しかし現代化・郊外化によって里山は捨てられ、南山地区は個性と繋がりを失いつつある。そこで共有の居場所であり世代を超え人を繋げる里山の役割を建築で継承する。現代の里山としての小学校+農協は地域の新たなコンテクストとして新旧地区を繋ぎ、郊外に固有の記憶を生む礎となる。